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アメリカに住んでいた、ある高校生の記録。 (元ブログ名「星条旗と俺。」)

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Religions?

Posted by yonish on   4 comments   0 trackback

最近Humanities(人文)の授業で、宗教に関する勉強をやってまして。

…ていっても別に入信するわけじゃありません。当然ですが。

まぁ、宗教の歴史的なものをちょこちょこと。





ここで問題。

「ユダヤ教・イスラム教・キリスト教とは何か、それぞれ説明しなさい。」



チクタクチクタク…






ドン!(何







…どれだけの人が答えられたでしょうか。




人文や世界史なんかを専攻している人は置いておいて。
普通の人なら、せいぜい知ってる知識を挙げても…


ユダヤ教 → ヒトラー、迫害、六芒星
イスラム教 → 豚を食べられない、断食、中東、女の人の被り物
キリスト教 → イエス様、マリア様、十字架、etc...




…とか、こんな感じなんじゃないでしょうか。。(違ったらすみません)

少なくとも僕はこんな感じでした。



ちなみに、この3つの宗教は全て同じ起源を持ってます。


アダムやイブに始まって、アブラハムとサラ…辺りまでは一緒。
ここら辺の家系図から分岐していきます。


まず3つに共通するのは、
「世界を救ってくれる救世主(=預言者、メシア)が現れる」という思想です。


しかし、「誰を救世主とするのか」によって意見が分かれ、
最終的には3つの宗教という、別々の道を辿ることになるわけです。


預言者は神の言葉を人々に伝える役目を果たすとされています。

教典とは、簡単に言えば預言者が伝えた「神のお告げ」をまとめたものです。


    イスラム教
  • 預言者:ムハンマド、モーセ
  • 教典:コーラン
  • 男女差、婚姻、生活上の制約などにより、他国からは過激な宗教として見られやすい。唯一神アッラーへの絶対服従を誓う。
    世界第2位の宗教で、中東やアフリカ北部などを中心に広く信仰されている。


    キリスト教
  • 預言者:イエス
  • 教典:新約聖書
  • 世界最大の宗教。割と自由。欧米、アフリカ、ロシア含む、世界各国で信仰されている。
    カトリックとプロテスタントの2大教派がある。


    ユダヤ教
  • 預言者:未だ現れず
  • 教典:タナハ(旧約聖書)
  • 真の預言者は未だ現れていないとする。制約は少なめ。イスラエルを中心に信仰されているが、上記2つと比べるとごく少数(民族宗教)。



こんな感じです。

でも、お互いの宗教同士でも預言者や教典を認め合ってたりと、
厳密に言えば複雑ですし、僕も専門ではないので…


興味があったら↑の粗探しついでに調べてみてください。。(ぇ




とりあえず、「実は宗教ってよく知らないな」
ということが言いたかった…のです。


日常の中にあまり宗教色を感じないという意味で、
日本というのは世界でも結構例外なんじゃないかと思います。

日本が島国、かつ単一民族国家というのが大きいと思うのですが…


そのためか、何となく、「宗教=悪」というような価値観が、
潜在意識に根付いているのではないでしょうか。


9.11の時だって、

「宗教のために命を捧げるなんて…」とか、
「宗教があるからこうなる」

なんて思った人も少なくないはずです。



確かに、宗教は見えない存在を信仰する以上、
どうとでも曲げられてしまう脆さと、
人間を時に奴隷にしてしまう危険性を持っています。

しかし、神様に安らぎを求めることが悪ではないと思うのです。

ただ、そこから生まれる行動が時に危険なだけであって。



でもそれを言うなら、科学も同じではないでしょうか。

東西冷戦を例に出せば、
アメリカとソ連が必死に互いに争っていた一触即発の状態には、
どこか宗教間の摩擦と通じるところがあったのではないでしょうか。

北朝鮮が核に執着するのも同じです。



つまり、科学は常に正しい=宗教に勝るとは限らないと思うのです。



結局、宗教どうしの摩擦に解決策があるのか、と言われれば、
残念ながら僕にも具体的な案はありません。


でも、宗教を根っこから否定したり、
偏見を持って見るというのは間違いだと思います。




…と、宗教を学んでて思いました。。( 一一)

長くなっちゃいました。すみません。


最近読んだ「理性の限界」(良い本です)っていう本にも同じようなことが書いてあって、
そう気付かされることが多かったので書いてしまいました。



でも日本にいると、あんまり他の宗教って巡り合えませんもんね。
かくいう僕も、キリスト教以外はあんまりお目にかかったこともないのですが。


とはいえ、宗教について学ぶっていうのは無駄なことじゃないと思います。


そういう人たちといつか出会った時に、偏見なく接することが出来ればと思います。。



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Comment

雪華 "No title"
アメリカって政教分離って建前ですが、がっつり宗教色ありますよねぇ・・・
大統領の宣誓だって聖書使うし、スピーチの最後は必ず「God bless~」って表現使うし
私もビザの申請時に「嘘偽りはありません」って右手あげて誓約しましたもん。
進化論を教えない方針も教義の否定に繋がるからとか・・・・

宗教的な摩擦という意味では日本はとても平穏な国ですよね。
偏見なんかは全く無い分けではないと思いますが
信仰による社会的デメリットはまず表には出ないかと。
アメリカは法律という形で押さえてるけど感情的なところは、甚だ疑問が残りますから。

9.11以降の米国内の反イスラム感情は狂気的なものがあると感じますし
対立するのに元が一緒っていう事実を知ってる、となんか興ざめというか
「自分の宗教のルーツとかわかってての発言なんだ・・・?」って冷めた目で見てしまいがちです。

振り返ると第二次大戦中の日系人に対する差別的な処置も同じような感情から出たものだったはずで
(こっちは宗教でなく人種ですが)過去から学んでないなぁという一面と
人間が陥りやすい負のサイクルの典型ってこういうものなのかもしれないなぁとか

なんにせよ 視野の広がる授業があるってよい学校ですね
(最後が無理矢理)
2011.10.26 17:04 | URL | #ZJmJft5I [edit]
yonish "Re: No title"
◇雪華さん
ですよね…それは僕も思います(-_-;)
学校でも毎朝「Pledge of Allegiance」言わされますしねw

とりあえず皆平等に扱いたいよ、っていうことなのでしょうが、
どうしてもキリスト教ベースな感じです(゜-゜)

あ、でも僕は学校の生物で進化論習いましたよ!( 一一)
それでも昔と比べればマシなのかもしれません…


日本はかなり宗教に無関心ですもんね。
目立った問題と言っても、靖国神社の話くらいしかない気がします。

ただ、日本は日本人の国ですので…
もし外国人が突然大量に流れてきたら、対処しきれないんじゃないかと思います(-_-;)
そう考えると、これだけ人種が入り混じっている中で、
とりあえず安定を保てているアメリカは頑張っているな…と感じたり。。


確かに9.11の後は反イスラム一色ですね…(゜-゜)
真珠湾攻撃の後のこともそうですが、
これは恐らく愛国心から来ているのだと思います。
愛国心というのも宗教の一種でしょう。たぶん。


とはいっても…
実際、イスラム教が9.11の原因だったとしても、
イスラム教徒全員が危険かと言えば、そうではないわけで…
結局は、そういう思想が権力と繋がってしまうのが一番怖いわけです。
「政教分離」というのも、要はここから来ているわけですし。。

宗教の存在や宗教間の摩擦が、結果として
ネガティブに働いているケースがあるのは事実だと思います。

でもだからと言って、
それを理由に信仰している人々全体を批判してしまうのでは、
真面目な信心深い人たちがちょっとかわいそうです。。



重要なのは「宗教を押し付けてはいけない」ってことで、
一番理想的なのは、お互い相手の信仰にはノータッチ、っていう状況なんですが…

これがどうにも、ほぼ不可能なように思えてしまうのは何故なんでしょう…( 一一)

やっぱり自分と相手を同時に肯定できないわけですから、
「同じ宗教から分岐」っていうのが一番危険ですよね…
これが、宗教が科学と違って危険になり得る部分なんじゃないかと思います。



今年は良い先生に当たったと思います( ̄▽ ̄)笑
2011.10.27 00:45 | URL | #- [edit]
雪華 "No title"
>信仰している人々全体を批判してしまうのでは、真面目な信心深い人たちがちょっとかわいそうです。。

ほんとにココなんですよね。
宗教の対立が出てくるたびに思うのですよ
「どの宗教も人々が幸せを得る事を理想としてる」はずなのになぁって。
お互いノータッチっていうのは やっぱり難しいですよね。
仰るように宗教って「存在すること」は「他者を廃すること」を内包してますから。

とはいえ宗教の方が怖いかといえば、そうともいえないのでは・・・?
「天使と悪魔」な話ですが、宗教と科学は表裏一体
どちらも歴史的に人間が繁栄するうえで必要不可欠な要素なのですから。
科学の世界も解釈による対立は日常茶飯事ですしね。
(で 結局光より速いって粒子はどーなったんですかね?)

アメリカはかつて自国を「巨大な赤子」という風に表現したこともあるそうで
「規制と規律」が無ければ立ち行かないと自嘲してたそうですよ。
なのでやたらと条文とかが細かく設定されて、法の解釈が狭義になって
また条文が増えていく無限ループを繰り返してますが(←
でも無自覚ではないってところは評価されるべきだし、人々が意識すべきところじゃないかなぁと


進化論うんぬんを教える教えないっていうのは
州の教育委員会から当の学校の先生(校長の方針)によって左右されてしまうので
州ぐるみで教えないところや、逆に州の教育委員会は教えることを推奨してるのに
親が嫌がってホームスクールとかにしちゃうケースもあるんですよねぇ
まぁその辺もアメリカの懐の深さなのかも・・・?
2011.10.27 14:57 | URL | #ZJmJft5I [edit]
yonish "Re: No title"
◇雪華さん
やっぱりそうですよね(゜-゜)
幸せを求めているはずの宗教が逆に災厄をもたらしてるわけで…
そう考えると、宗教って矛盾が多い気もします。

もう一つ僕が普段から思うことがあるのですが、
宗教を利用して政治を行ってる国って、
もし本当に神様が現れたらどうする気なんだろう…と。
もはや政治どころじゃありませんもんね。
宗教を利用しているのに、神がいないことを前提としている、
つまり宗教自体を否定しているわけで。

凄く端的な例ではありますが、本末転倒だなぁと思います。


そういう矛盾って、確かに科学にもあるとは思うのですが、
科学はむしろ、その矛盾を解決することに重きを置いていますし…

そういえばニュートリノの話はその後の進展聞きませんねw
でも多分裏で科学者たちが頑張ってくれてるのでしょう( 一一)

そういう意味では科学にも宗派っぽいものはあると思いますね。。
あとは、どれだけ早く解決できるかを競う…とか。
そこら辺は危険になり得る要素でもあります。

ただ、科学の場合は力で打ち負かしたところで根本的な解決にはなりませんので…
危険になるのは、やっぱり軍事力と結びついたりする時が一番多いんじゃないでしょうか。



「巨大な赤子」は初めて耳にしました。面白いですね(゜o゜)
きっと屁理屈をこねる人たちが多かったんでしょうね…(ぁ

確かに宗教や文化が絡んでくると、
単純な問題でも複雑化しやすかったりしますからね。
柔軟に対処している、という言い方もできるかもしれません。
たとえだんだん頭が固くなっているように見えても…(゜-゜)ぇ


進化論については、去年Supreme Court Caseを習ったな…と思いながら調べてると、
Wikipediaにピッタリの記事がありましたw
http://en.wikipedia.org/wiki/Creation_and_evolution_in_public_education

まだ全部は読んでませんが…結構ややこしいんですね((+_+))
でも、地域や学校単位で格差が出るっていうのが果たして良いことなのかどうか。。

ホームスクールっていうのは、日本人からすると最初は不思議でしょうがないですねw
確かに懐が深いっていう言い方もできるかもしれませんが…

僕が宗教を学んで思ったことがあるように、
科学を一つの説・宗教として学ぶことも大事だと思うのですけどね。。

2011.10.28 02:17 | URL | #- [edit]

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