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アメリカに住んでいた、ある高校生の記録。 (元ブログ名「星条旗と俺。」)

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Freezing Rain/東大秋入学

Posted by yonish on   2 comments   0 trackback

プレゼン終わり(って)ました!ヽ(´∀`)ノ

火曜日に…(ぁ


99/100というなかなかの成績で。
少なくとも僕の周りの生徒(アメリカ人)の中では一番高かったです(´∀`)
そりゃ十何回と練習しましたからね…



あとSATが来週なので焦ってます。。

なのに、Z会の去年の2月号の添削期限が1月末に迫ってて、
そっちをやらなければならなかったという。


SAT Writingの本も買ったんですが、結局なかなか手を付けられずにいました。


…ところが。

昨夜、Freezing Rainが降ったんです。。


Freezing Rain(着氷性の雨)というのは、その名の通り、
地面に着地した瞬間に凍ってしまう雨。


庭でも樹氷っぽいのが見られます。

樹草。


どういう仕組みで凍るのかというと、
雨が、融点以下なのに液体状態の「過冷却」状態で降ってくるんですね。
過冷却自体は冷蔵庫でも起こりますし、なんかの飲料にも使われてたと思います。

Freezing Rainのプロセスなんかについて、詳しくはWikipediaをご覧ください。


それで。

Freezing Rainのため、日本語補習校が休みになったんです!( ̄▽ ̄)
おかげで一日ダラダラ勉強することができました。。


ちょっと助かってしまいました。

また降ってくれないかなぁ。





東京大学が、5年後(2017年)をめどに、秋入学を行うという発表をしました。


秋入学というのはアメリカをはじめとする海外でのスタンダードです。
そのため今回の東京大学の発表には、
そういったグローバルスタンダードに合わせるという明確な目的があります。


そもそも東大が秋入学を始める、という話は今日に始まったことではありません。
実際、昨年の文藝春秋11月号には東大学長が秋入学へのドリームを語る記事があります。

東大のアーカイブにPDFファイルがありますので、こちらから読んでみてください。


これを読んだ限りでは、このプランは割と前々からあったようで、
現在の学長が就任した2009年辺りからさらに現実化してきたような印象を受けます。


僕がこの記事を興味深く読んでいたのはもちろん帰国子女だからですし、
この流れに合わせて、帰国子女の受け入れも進んでいけばなぁ…とは思います。
「帰国子女」の価値がより高く評価されつつある、というのは素直に嬉しいことです。


しかし、率直に言えば、僕はこの案には反対です。


まず、秋入学にしたところで何が変わるのか、ということです。
記事から学長の言葉を引用すると、

新しい時代が求めているエリート像は大きく様変わりしました。国際的な協調を加味した枠組みを前に、大学自体もまた国際社会に貢献できる人材を育成すべく、グローバル化が求められています。しかし、残念ながら、東大に留学する外国人学生も、東大から海外の大学に留学する学生数もまだまだ少ないのが現状です。…

…東大の国際化の遅れには、さまざまな理由が挙げられますが、海外大学/との入学時期のズレに一つの大きな要因が求められます。…

…個別的な改革の積み重ねも大切ですが、グローバル化を妨げている根っこの要因を取っ払わなければ、事態を変えることはできません。


ということで、留学生の少なさを入学時期のズレのため、としているわけです。


しかし、入学時期が少しズレたところで、本当に留学生の人数が変わるのでしょうか?

目標の大学合格のために浪人する生徒や、
半年のギャップを経てまで日本の大学への入学を希望する多くの帰国子女がいるように、
本当に魅力があると考えれば、半年程度のギャップで大学入学を諦めるとは考え難いと思います。


入学時期のズレが、本当に「グローバル化を妨げている根っこの要因」と言えるのでしょうか。


また、学長はこのようにも述べています。

入学時期が秋になると、大学の合格発表が出てから実際の入学までに約半年間のブランクが生じることになります。この、「ギャップイヤー」を、国際経験や社会の見聞を広げるための期間として有効活用してほしいと思っています。


これは非常に良い考えだと思います。
でも、この、ギャップイヤーを、
単なる、「受験後のご褒美」として見てしまう学生が多発するのは目に見えています。


だからと言って、手取り足取り「この企業に行け」と大学側が指示するのでは本末転倒です。
何かしらの、「ギャップイヤーの活用法」を評価する仕組みが取られなければいけません。


しかし、日本の大学というのは見ての通り、「受験が大事」方式です。
センター試験と学科試験で良いスコアが取れてしまえば、それで終わりです。

アメリカの大学ではこうはいきません。
まず「Application」という履歴書的な書類を埋め、
さらに志望動機などをまとめ、小論文を書き、大学側に評価してもらい、初めて入学資格が決定します。
日本でAO入試と呼ばれるそれに近いです。


つまり、学生の自主性を促す制度は、それを評価するシステムがあって初めて成り立つものです。
そしてそれは、入学資格に影響を及ぼすほど重要だと考えても良いのではないでしょうか。

そのようなシステムが無ければ、いくら「ギャップイヤー」を与えようと、無駄な気がします。


要は、入学時期の問題ではなく、日本の入試制度そのものを改革しなければ意味が無い、ということです。


他にも、「リーダーシップ」とか、「女子学生が欲しい」とかも言っておられますが、
そんなのは育てるもんじゃありません。大学側が選ぶべきものです。

女子学生に関しては、「女性の向上心云々」というより、
そもそも日本の「専業主婦」のあり方を変えなければいけません。
学歴が高い女性ほど専業主婦になりやすい、という調査結果もよく耳にします。
性別役割分業意識


アメリカ・ヨーロッパの留学生からしてみれば、日本とは辺境の地です。
日本語と中国語、どちらがプラスになるかと聞かれれば、中国語には人口の多さだけ分があります。

日本なんてのは、観光にこそ良いかもしれませんが、
留学となれば、よほどの理由が無い限り「えっ…」と思ってしまうような場所です。


東大だって世界中のあまたある大学の一つという意識で、他大学とは異なる持ち味で競争しなければいけない時代です。しかし、MITやイエール大学の真似をしても意味はありません。逆に、MITなどが東大のような魅力を持てるわけでもありません。


そう言っている割には、グローバル化や他大学の留学生率と「生徒の雑多性」に触れている辺り、
真似をしているようにしか見えません。


では、いったいどういう魅力で勝負すればよいのか。
記事では触れられていません。

研究か。ユニークな進学システムか。
誰でも受け入れる寛容さか。


それらをおざなりにして、目標は達成し得ないと思います。






( ゜Д゜)ドヤッ


一高校生の意見でした。


まぁ、僕自身日本の大学への進学を望んでいるわけなんですけどね。
でもよくよく分析してみると、それは「日本だから」「僕は日本人だから」という理由ばかりで、
結局、「日本の大学の良さ」が理由ではない気がします。

こうなったら無理にアメリカのシステムに合わせるよりも、
むしろアメリカとの差別化を図ってしまったほうが、特徴が出て生徒も呼び寄せやすい気もしますが。


東大の発表を機に、各地の大学でも秋入学を決めたところが既に出てきているようです。


これから日本の教育がどう動いていくのか、面白くなりそうです。


全然他人事じゃないんだけどね!


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